第2話 織田信長に学ぶ|コラム 先人に学ぶ

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第2話 織田信長に学ぶ

織田信長という人は、多くの日本人の中で、あまり良いキャラクターではないような気がします。非常に短気で癇癪持ち、自分を神様のように振る舞い、部下に対して恐怖をもって接するetc‥。 戦国時代と近い競争社会の今日、この信長型の経営や発想法が、競争を勝ち抜くために必要な工夫であるかもしれません。今回は、この信長の発想法を考えてみます。

1.信長式発想法(その1)

問題は何の前提も置かずに瞬時に解決する。

信長といえば、非常に合理主義の人間です。問題点は何事も抜本的に解決していきました。

主なエピソード

  1. 張の兵は弱いので、槍を他より長くした。
  2. 尾張の兵は弱いので、鉄砲で寄ってこない工夫をした。
  3. 海軍が弱く、火に焼かれたので、火に焼かれない船で戦った。

現代で言えば、社員の経験レベルが浅いので、徹底的にマニュアルを作成し、そのマニュアルに沿って仕事を行うことによって業務が標準化されていったという内容が既に信長の政策に実現されています。

2.信長式発想法(その2)

出自や性格など戦いに関係の無いことは一切問わない。

信長は、常に輝き続けている人間しか重用しません。豊臣秀吉、滝川一益等の出自が卑しい人物を、能力だけで重用した一方、譜代の家臣である佐久間信盛や林通勝は追放される羽目になってしまいました。現代に置き換えれば、年俸制の能力給をいち早く導入し、能力がなければ首にする。企業社会では当たり前の仕組みをいち早く導入しているのです。

3.信長式発想法(その3)

戦いのみならず幅広い領域に通じている。

この時代の経済は米が主流であり、大名の勢力は米の収穫高で何万石などと表示されていましたが、貨幣の力に目をつけたのが信長です。領域すべての関所を撤廃して楽市楽座にすると共に、堺の港を押さえ、外国との貿易を始めています。現代においては企業の中で力を持っている経理部を思い切ってアウトソーシングに切り替える位の大幅な改革を行ったことになります。 何の前提もなく、本来あるべき道を探していくことはとかく、大きな障害を持ち合わせています。組織人は組織の前提の上に毎日安定したいものだからです。しかし、変革なき組織は滅びてしまうのが常です。商店街を見回しても本屋さんや喫茶店や電気屋さん等、昔ながらの業態はどんどん姿を消しています。変革を恐れず、変革を面白いと思える発想が望まれています。

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